インターネットで成功するためには、まずインターネットの特性を充分に理解しなければなりません。
例えばインターネットを支える多くのメディアは、広告を掲載する媒体として成立していますが、インターネットのユーザーは広告を積極的には見ようとしません。
インターネットでは情報はタダで手に入るもの、という概念が強いようで、お金を出して広告を出している=最終的にはお金を取られる、という心理が働くのでしょうか?広告から目を背ける行動パターンとして、「バナーブラインドネス」という現象が認められるくらいです。
かつて、創生期のインターネットでは、ホームページを訪れるときは、必ずそのホームページの「トップページ」から訪れてくるものでした。
ヤフーのカテゴリ検索に代表されるように、大きな分類から絞り込みをかけて、目的に適合しそうなホームページを見つけたら、そのホームページのトップページに飛び、そこから更に情報を探して回る、というのが一般的な「ネットサーフィン」と呼ばれる行動だったわけです。
これは、目的を達するまでに多くの情報を目にすることを意味し、それは即ちインターネット広告が目に触れる機会の多さに繋がっていました。
これがグーグルをはじめとする検索技術の進化によって、劇的に変化しました。
命題として与えられたキーワードに対して、最も適切と思われるページへ、ダイレクトにジャンプできるようになったのです。
トップページを経由せずに、目的の情報に効率的にたどり着くことができるようになったことで、ユーザーは余計な手間や情報に惑わされることなく、必要なものだけを手に入れる知恵をつけていきました。
そもそもひとつずつ微妙に体裁の違うホームページで、その慣れないホームページのルールに従い、目的の情報を辿るよりは、グーグルに戻って検索しなおすほうが速いのです。
そんな中、検索結果に関連性の高い広告を出すグーグルの「アドワーズ広告」は、時代に即した画期的なインターネット広告のありかたとして賞賛を受け、その優れた費用対効果によって、脚光を浴びる存在でした。
しかし、最初は検索結果の一部として積極的にクリックしていたユーザーも、これも実は広告なのだ、ということが知れ渡るにつれ、クリックされなくなっていったのです。
おおよそ検索結果の上位10位以内であれば、検索数の8%程度が流入するとされていますが、それよりも良い場所に出ているはずのアドワーズ広告は、せいぜい1%程度しかクリックされません。
こうした傾向からも、集客力のあるサイトに依存して(広告を出して)ユーザーを呼ぶ、という構造は、どんどん成立しなくなってきているようです。
この状況を打破するために必要なことは、自ら集客力のあるコンテンツを用意し、どんどんユーザーに提供することが必要なのです。
ほかのサイトのコンテンツに頼るのではなく、自前で用意する。
例えば人材紹介会社のホームページなら、自分の会社の特徴や紹介案件ばかりをアピールするだけではなく、その前段階として、「転職を成功させるコツ」や「人材紹介会社を利用するメリット」、「退職願の書き方」、「印象に残る職務経歴書の書き方」など、ユーザーが知りたい情報をまず先に与えるべきなのです。
ここにSEO対策のノウハウを注入すれば、多くのユーザーが訪れ、そこから自社への登録を促すための導線を経て、自然な流れとして成果を産むことができるのです。
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