SEO対策をする上で、バックリンクは絶大な効果を産みます。
グーグルで、「いいえ」と検索してみましょう。
なにが一位に出たでしょうか?
アルゴリズムによって変動があるので解りませんが、おそらくはヤフーが一位になっているはずです。
なぜでしょうか?
ヤフーのトップページに「いいえ」という言葉が、目立つほどに出現することはありえないのですが、なぜこのような結果になるのでしょうか?
実はこれは、「いいえ」というアンカーテキストでほかのサイトから大量にバックリンクを受けていることが、その原因です。
<a href="http://www.yahoo.co.jp/">いいえ</a>
いったい誰がこんなことをしているのかというと、アダルトサイトの業者さんたちです。
別に意地悪でやっているわけではなくて、年齢認証の際、18歳未満の人を誘導するための、適切な場所がほかにないので、このようにヤフーへリンクさせることが慣例化している、ということですね。
同じように、「18歳未満」で検索しても、ヤフーが出てくるはずです。
個人的には「ヤフーきっず」もそこそこ上位に出てくるのがおかしくてたまらないのですが(笑)
このように、バックリンクは非常に強力なSEO対策の手段と言えます。
ほとんどのSEO業者は、このように特定のキーワードでバックリンクを大量に貼り、順位を押し上げるという手段で商売をしています。
ただ、このバックリンクだけに頼ったSEO対策には、問題点もあります。
それは特定のキーワードには強力な力を発揮するものの、より具体的なニーズを持つ複合ワードに弱いという点です。
試しに、さきほどの続きで「いいえ JAPAN」とグーグルで検索してみましょう。
「いいえ」で一位のヤフーで、しかもサイトのタイトルに「JAPAN」と入っているわけですから、普通に考えれば一位になって然るべきなのですが・・・。
2010年1月20日現在では、ヤフーは7位でした。
バックリンクの力で押し上げられた力は、そのアンカーテキストに含まない想定外の言葉と組み合わされたとたん、効力が落ちてしまうのです。
ちなみに「JAPAN」だけでグーグル検索した場合では、ヤフーは5位に出てきましたので、この順位よりも下がってしまっている、ということになります。
例えば、バックリンクによるSEO対策で「中古車」というキーワードで一位になったとします。
しかし、これが単独で「中古車」のときはいいのですが、「中古車 販売」、「中古車 プリウス」、「中古車 格安」といったような、具体的なニーズを含むキーワードになった途端、その影響力は影を潜めることを意味しているわけです。
確かに「中古車」というキーワードは相当数の検索がされていて、圧倒的な集客力を誇りますが、中古車を「売りたい」のか、中古車を「買いたい」のか、はたまた中古車って「大丈夫なの?」なのか、あらゆる隠れたゆらぎを含みます。
派手でわかりやすいぶん、商売としては優れたバックリンクのSEO対策ですが、成果を産むために、と考えたときには、これだけでは足りないのだということをご理解頂ければ幸いです。
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