少し前に聞いた話なのですが、とある企業サイトで、コピーライト表記の年数を変える更新作業をホームページ制作会社に依頼したところ、信じられないような多額の請求がされたそうです。
Copyright©2010 会社名 Co.,Ltd. AllRights Reserved.
だいたいこんな感じで、ページの一番下付近についていることが多いアレですね。
その話の請求の内容としては、更新作業代として、1ページあたり1,000円で見積もったらしいのですが、そのサイトがかなりページ数のボリュームが多く、500ページくらいの規模だったため、50万円ということになってしまったということです。
本当に一枚ずつ、手間暇をかけて作業し、全てのページで間違いなく更新されていることを確認するのであれば、ある意味大変な作業になるのでしょうが、それはとても非効率な方法ですね。
通常であれば、DreamWeaver(プロがよく使うホームページ制作ソフト)の強力なバッチ処理で、一括変換すればそれほどの手間ではないのですが、その都度、アップロードして上書きする作業というのも、ページ数が多いほど上書き漏れが発生するなどのリスクがあるため、あまり好ましくありません。
これをPHPプログラムを使って、簡単に自動更新されるようにしてみます。
プログラムの知識がなくても、説明の通りにやればうまくいくはずなので、ぜひ一度挑戦してみてください。
注意するべき点は、
1)サーバーがPHPに対応していること。
いまどきのサーバーであれば、ほぼ間違いなく対応しているはずですが、無料レンタルサーバーや古いサーバーなどでは、対応していない場合があります。
2)ページの拡張子を「.html」ではなく、「.php」にすること。
htaccessというファイルの記述をすることで、「.html」のページでも、PHPを動作させることも可能です。
<html> <body> <h1>Copyrightの年数の値を自動的に更新する</h1> <p>Copyright(C)<? echo date(Y); ?> 会社名 Co.,Ltd. AllRights Reserved.</p> </body> </html>
たったこれだけです。
通常のhtmlの中に「<? ~ ?>」で囲まれた箇所がプログラムに当たりますが、サーバーで現在の日時を呼び出し、そこから年数だけを出力するという簡単なソースです。
これで、ページをリクエストするたびに現在の年を代入しますので、自動的に年数の部分が切り替わってくれるということです。
ちなみにPHPの仕組みを知らない人にとっては、サンプルページを開いてソースを見ると、普通に年数がそのまま入っていることを不思議に思うかもしれません。これはサーバーで処理をした結果の値に代入され、出来上がった結果だけをブラウザで受け取っているからです。
厳密に言えば、サーバーの時計というのは、一台ごとにわざと時間をずらしていることが多いので、1月1日0:00分になった瞬間に切り替わる、ということにはなりません。
これをピッタリ揃えようと思えば、差分の時間を確認して、過減算の処理を入れることで可能ですが、ページにリクエストがある度にその計算を強いられます。
わずかとはいえ、その都度サーバーに不要な負荷をかけることになりますので、一年に一度の更新処理にそこまでする必要はないかと思います。
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